今年のポケモン映画、「劇場版ポケットモンスターダイヤモンド・パール「アルセウス 超克の時空へ」」を9月に入ってから観ました。
昨年の「ギラティナと氷空(そら)の花束シェイミ」の時には、私が訪れた映画館のスクリーンがほかの映画館と比べてかなり大きく、音もパワフルだったこともあるのですが、ラストに差し掛かったところで大勢のポケモンが力を合わせたところなどなど感動的でした。で、今回の「アルセウス」はどうだったかというと、非常に楽しめたと言えるストーリーでした。
「楽しめた」のは、コミカルなシーンが満載だったからです。タケシのお約束の展開とか、ロケット団の不運なところとか、ピカチュウとピチューとポッチャマの挨拶シーンとか、こうなるだろうと分かってはいても笑ってしまう場面が多かったように思います。
話の展開は、どこかで見聞きしたことのあるものでしたが。伝説と現在のリンクは、よく見かけるもので、子供はこの映画をデフォルトとして脳裏に焼きつかせていくのかなと思ったりしながら鑑賞していました。
少し疑問だったのが、映画タイトルにも入っている「超克」云々(うんぬん)です。ストーリーのハイライトで出てくるのかと思っていたら、「安売り」なほどに出てきたのには驚き、嘆き、萎(な)えました。別に「超克」云々を使わなくても良かったのではないでしょうか。
最初からストーリーの終了まで面白かったのですが、映画の最後、エンディングテーマが流れてからがもしかしたらそれまでの110分ほどよりも面白かったです。なかでも、「シェイミ」で登場した敵であるゼロは今後なんだか危ない(?)いや応援したい趣味嗜好に走っていきそうだと思ったのは言うまでもありません。
それから、ひとつ気になっていたのが、声優についてです。声優を本職としている人で無い人がただ映画の話題づくりのためだけに呼ぶのはいかがなものかと思ってしまいます。なぜなら、棒読みの声が不協和音になっていると「シェイミ」のときに思ったりしたからです。しかし、声優で無い美輪明宏さんの声は私の心のフィルターを壊してくれるものでした。迫力ありましたし、アニメに溶け込んでいました。私としては、それでもやはり職業:声優の人がアニメで声を担当してほしいと思っていますが、でも、話題づくりとして召集されたとしても、違和感のある演技をする芸能人ではなく、アニメと融合してくれる人であるならば構わないなと素直に思ってしまうほどに美輪さんの声はまさにこれこそアルセウス!と感じるものでした。
昨年「シェイミ」を見た時も9月に入ってからで、私一人だけしか客がいないという「貸切」状態でうれしく思ったものですが、今年は10人はいなかったけれど、この時期にしてはかなり多い入場者数だったんじゃなかろうかと思いました。しかも、その大きなお友達たちは映画館で配信されるアルセウスだけが目当てではなく、きっちりと映画を最後まで観る人ばかりだったのには少々驚きました。私も含めてであることは言うまでもありませんが。
今年の「アルセウス」も映画館で見れて良かったと思えるものでした。来年の夏もポケモン映画はあるそうなので、どんなポケモンが配信されるかも期待しつつ楽しみに待ちたいと思います。
蛇足
来場者への特典って、先着450万名であるはずなのに既に無かったのはどうしてでしょう?去年ももらえませんでしたが、8月31日までの限定ということなのでしょうか?さすがに450万人は観に来ていないと思うのですが。「※大きなお友達は除く」ということでしょうか?ポケモンバトリオもポケモンカードゲームも特にやることは無いので必要ないといえば必要ないのですが、もらえるのであればいただきたいとは思っていたのでちょっと残念に思いました。