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 四年に一度のオリンピックが開催中だというのに全く関心が無いのは、私にとってそれよりも熱い祭典、コミックマーケット74があるからでしょう。今回も行って来ました、コミケに。

 2008年8月15日の予想最高気温は35度で猛暑日になるらしいということで、熱射病など体調不良で倒れないように今回はこれまでよりも重装備で望みました。その時、参考にしたのが、ヤングガンガン2008No.17(最新号)の「フダンシズム 姐さん講座」第18回「参加」です。私はそれに加えて、携帯イスと帽子を用意しました。どちらも予想以上に活躍してくれた事には驚きです。特に携帯イス。周りでは長時間座っていて足が痛くなっただのという声を耳にしました。そして、それまでの私も同じ思いだったのですが、今回長時間座っていたにもかかわらず、疲労度は格段に小さくなりました。買ってよかった、携帯イス。但し、少々重いのが難点でしたが。

 来場者のマナーについてはコミックマーケット73の時にひどい有様だと感じていたのと比べ、ひどいと思ったことはあまり無い一日でした。会場内の喫煙禁止場所でタバコを吸っていて注意されているのを見かけましたが、これくらいでしょうか。でも、携帯灰皿を持っているところは少しは考えているんだなと思ったりもしましたが。「コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせ」にあるように危険物の持込を防ぐため「参加者の手荷物確認」のお願いをするくらいなら、喫煙場所があるということはライターを持ち込む事になるので、全面的に禁煙したほうが安全であると思うのですが、コミケット準備会がどのように考えているのか知りたい所です。

 たった今書いたのですが今回、「参加者の手荷物確認」が行われました。物理的に不可能っぽいと私は思っていたのですが、その通りでした。手荷物の中が見えるようにするだけというおそまつなもの。横一列8人から10人をチェックするのにわずか数秒視認するだけでした。金属探知機のようなものでも導入するのかと少しは思ったりしたのですが、そんなこと全くありませんでした。手荷物確認の前に、「危険物を持ち込んでいる人はいませんね?手を上げないでください。」等言っていたのにも唖然(あぜん)としたのは言うまでもありません。日本人で、しかも全体的に腕力の無さそうなオタクに大それた事が出来るとはあまり思えませんが、昨今暴発する人間が続出している世の中になってきているので、何が起きるか分からないのもまた事実だと思います。コミック・アニメを愛する外国人の来場も増えていますが、それに潜伏して・・・というのも無きにしも非ずですし。三日間合計で数十万人も来場するコミケ、その中で一人でも何か事件を起こせば、今後のコミケット開催に悪影響を及ぼすわけで、手荷物確認をもう少し丁寧にそれもスムーズに行えるような方法をコミックマーケット準備会は今後準備する必要があるのではないかと私は思います。あまり厳密にやるのも嫌だと思うのですが、それは平和ボケだからかもしれませんし。現在グルジアで紛争が起きています。それを考えると、平穏にオタク文化に熱中できるコミケが大々的に開催できるということは非常に素晴らしい事なのかもしれません。

 私自身は、企業ブースで欲しいものは今回も一日目にしてほとんどゲットできました。ただ、それが可能になったのは、残念な事に今回「TYPE-MOON」が新作を鋭意製作中のために企業ブースに出展しなかったからでもあります。しかしそのおかげで、私はほとんど並ばずに欲しいものを購入する事が出来ました。私が今までに見てきた感じでは、超・長時間並ぶ可能性そしてそれでも商品を手に出来ない可能性があると感じているのは、「TYPE-MOON」、「なのはStrikerS PROJECT」、「minori」の三巨頭です。そのひとつが今回不参加で、残り二つは私はそこまでして欲しい商品は今回あまり無かったりするので、そういった意味では体力的にいつもより楽な一日目でした。

 そして、見て回るのが楽になった大きな要因のひとつは企業ブースの拡大です。面積が倍になりました。そのため混み具合が緩和されたように感じました。広くなった分移動距離が増え、歩いて回るのは大変になったとも言えますが、それ以上に混雑が減ったことの影響は大きいと思います。ブースの配置も成年男子向け、女性向け、雑誌系、アイテム系のようにある程度グループが形成され分かりやすくなっていたおかげで、ブースが広くなったのだけれども非常に見て回りやすかったです。

 企業ブース全体で見ると、前回よりユニークな商品が少なく感じました。どこも一緒、画一的、それが私の感想です。「可能な限り誰でも受け容れる自由な表現の場」であるコミケなのに寂しいです。それと、なぜ未だにテレホンカードを色んなブースで売っているのか私には理解しがたいと感じるのも前回と同じです。携帯ストラップも多くのブースで見かけました。そうです。携帯電話がある世の中で、公衆電話も減り、テレカを使う機会はほぼ皆無。そんな中、今でもテレカに固執するのはなぜでしょう?クオカードやらネットマネーのカードなど役立ちそうな代替物は他にも多くあると思うのですが理由が知りたいものです。カードゲームのカードのほうがまだましかなと。私はそれでも興味があまり湧いてこないのもまた事実ですが。もちろん、面白いものもあったりしたので、それを広い会場内で探し歩くのは楽しかったです。

 そろそろ書くのを終わりにする前に、コミックマーケット73でもこうあって欲しいと思ったことなどを含めて、出展側にやって欲しい事、それは、

プラカードには商品リストを
商品は一人にひとつ 並んだ人を大切に
無料配布物は購入者には購入時に配布を
購入者の行列に割り込む人が出てこないような工夫を
成年向け商品には年齢確認を

です。上二つは前回と同様です。そして下三つは新たに感じたことです。どれもこれも出展側、オタク側双方にとって利益あることだと思います。これに関しては記事が長くなってきたのでできればまた別記事にしようと考えています。

 私にとってコミックマーケット74一日目は大いに満足できるものでした。この気持ちが私だけでなく、コミケットスタッフ、出展企業、参加サークル、来場者全てにとって同じように満足のいく一日だったと思えるようであったら嬉しいですし、二日目三日目も同様に無事にそして楽しい祭典になってほしいです。
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2008.08.16 Sat l コミックマーケット74 l top ▲
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