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 大塚志郎さんの「射~Sya~」第1巻を買いました。

 1巻目のみを買うというのは久々です。買うときは連載が終了した作品を全巻購入するとか、2回に分けて購入するという場合が多いし、特に近頃ライトノベルばかり読んでいてコミックスを買うこと自体がなかったのですが、特典付だったので思わず買ってしまいました。

 おそらく特典がついていなければ買うことはなかったでしょう。なぜなら、「雑誌ですべて読んでいるのにどうしてコミックスを買う必要があるのか」と思ってしまうからです。

 月刊ビッグガンガンの作品の中で真っ先に読んでいる漫画のひとつではあります。不純な動機で弓道部に入部する主人公という時点で面白いです。雑誌連載しているもしくは過去に連載した弓道漫画の中では一番好きです。(読み切り作品で面白い漫画はほかにもありましたが。)主な登場人物もみんな可愛くかつ面白いです。

 弓道のことがよくわかる漫画でもあると思いました。囲碁が題材の「ヒカルの碁」や三味線が題材の「ましろのおと」のように知らなかった分野の知識をかじることができる漫画に私は最近興味が移っているなと日頃思います。アーケードゲームを取り上げた「ハイスコアガール」も然りです。

 この漫画にも登場する「弓道教本」というのもざっと読んでみましたが、ほかの弓道漫画よりもきちんと描かれているなと思うことがあります。矢を放つ前、弓を引ききったときのポーズ(「会」と呼ばれているもの)が凛々しいなと私は感じています。そのとき、矢の位置が教本では唇の高さにあるのですが、ほかの漫画ではキャラクターの顔を隠さないように矢の位置がずらして描かれています。しかし、この漫画においては視点にもよりますが、ほかよりは矢の位置が正確で、かっこいいと思いました。(「ほかよりは」ですが。)

 気になったことがあります。それは、巻末の書き下ろしに弓道は「礼を重んじる」と書かれてる点。疑問です。弓道に限らず、武道をたしなんでいるからといって礼儀正しい人間になるとは思えないので。「礼を重んじる」人ならニュースで話題にならないはずです。出会ったことのある弓道をしている壮年の人も礼の精神には程遠い人でした。「健全な肉体に健全な精神が宿る」とよく言われますが、宿るかどうかは人それぞれだと思います。

 近場の武道館で気軽に始められるとのことでしたが、そもそも弓道場が近場にない!!!しかも弓の値段がかなり高いです。コミックス内から推測すると、初期費用が7万円くらいはかかりそう。これはかなり始め辛いです。やってみたいという気持ちを抱きはするものの、弓も三味線もほかのものもなかなかハードルが高いです。

 第2巻を続けて買うかどうかはわかりません。特典次第です。ほかの漫画でもそうですが、コミックスには雑誌にはないものがほしいです。コミックスカバーをとるとたとえば「ハヤテのごとく」のように表紙部分に書き下ろしの漫画が常にあってほしいです。それに、週刊雑誌のコミックスのサイズより少し大きいだけでかなり値段がつりあがってますが、この価格設定なら、雑誌掲載時にカラーだったページは余すところなくカラーにしてほしいです。なぜ雑誌より内容を劣化させるのかと考えてしまいます。「射~Sya~」には巻末に書き下ろしがあったのはよかったです。これもなければ本当にどうしてこのコミックスを買ったのかわからなくなるところでした。

 毎回毎回面白いので、この漫画が連載されている間はコミックスはともかく雑誌のビッグガンガンは買い続けるでしょう。できる限り、連載が長く続くことを願っています。



蛇足

・「引分け」、「金的」というのは弓道に由来のある言葉?

・月刊ビッグガンガン2012 vol.3特別付録のコミックスカバーの右下のメイドは、コミックスカバーを見ると美射部長っぽいけれど、髪の色からするともしかして正弓のお母さんでしょうか?アホ毛も異なっているので判別がつきませんでした。
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2012.03.02 Fri l マンガ l top ▲
 「鉄コン筋クリート」という松本大洋さん原作の漫画および映画があります。ウィキペディアによると、松本大洋さんが幼少のころ言い間違えていたことがこのタイトルの由来だそうです。「コン」と「筋」を入れ替えるという発想が私にはなかったので、言い間違えにせよ、独創的だなと私は思っていました。

 しかし、実は私が無知なだけでごくありふれた言い間違えなのかもしれないと、2012年1月2日、テレビ放送を観ていて感じました。「日本の話芸~珠玉の名演セレクション~第三日」の中の内海桂子・好江さんの漫才「日本酒物語」の中に、「鉄コン筋クリート」と言い間違える場面が出てきました。「日本酒物語」が過去放送されたのが、1991年4月。そして、松本大洋さんの漫画が連載開始は1993年。したがって、漫才の中で出てきたのは、内海桂子・好江さんらが独自に取り上げたのでしょう。私は、漫才のせりふとして考え出したのかというより駄洒落(だじゃれ)のようなものとして普通に存在していた言い間違えなのかな、と思いました。

 今まで独創的だと思っていたのが、実はごく一般的なものなのかもしれないと朝早くから驚き、そして、知らないことってまだまだたくさんあるなと痛感しました。



蛇足

 それから、この番組の冒頭で流れていた曲、東方っぽいと感じました。弦楽器が使われていたので、原曲のというよりも東方緋想天の中の曲を想起しましたが。良い曲だなと思ったり、驚きがあったり、漫才も面白かったし、楽しいひとときでした。
2012.01.05 Thu l マンガ l top ▲
 「これはひどい。」

アニメの絵を見て最初に、思わず口から声としてこぼれてしまった一言です。「FALCOM MAGAZINE 特別出張版」という無料冊子が店頭に置かれていたので入手し、ぺらぺらと目を通していてこのイラストに出会い、驚きを隠せませんでした。

 「英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION」なるものの制作が進行しているらしいです。日本ファルコムが近頃ゲーム以外にも活動を広げているから空の軌跡のアニメ化もあるだろうなと思っていたところでそれが実現しようとは。

 見てすぐに、キャラクターデザインがあまりにも酷過ぎると私は感じました。どうひどいかというと、ゲーム内の絵とまったくもって似ていないということです。手に入れた冊子にはこのアニメの監督をする橘正紀さんのインタビューが掲載されています。その中で、ゲームのグラフィックが以前よりもよくなってきたことや、感情移入できるアニメにしたいことも語られているのですが、それら監督の想いをキャラクターデザインの段階で既に達成不可能にしていると私は思いました。

 見たことのある絵柄だと思ったら、キャラクターデザインを担当しているのは「野崎あつこ」さん、「東京マグニチュード8.0」でもキャラクターデザインもされていました。この作品、私にとって衝撃の作品でした。涙があふれてしまったことを覚えています。そのときその作品において何にも不満はありませんし、それどころかこの絵柄だったから感情移入できたのだと私は思っています。

 疑問があります。既にゲーム化された作品です。キャラクターも既に存在しています。なのに、キャラクターに自分の「我」を出すのってどうしてでしょう?自分の作品としたいのでしょうか。既にほかの人が作り上げた資産、財産だというのに。

 私はキャラクターデザインは原作があるなら原作に近いほうがいいです。キャラクターデザインを担当する人は原作を尊重し、出来る限り近づけることに注力するほうが作品を大切にしていると感じます。だから、今回空の軌跡のキャラデザは、野崎あつこさん自身が持っているキャラクターデザインに髪型や衣装を空の軌跡風にしたとしか見れません。だって、顔がぜんぜん違います。東京マグニチュード8.0そのままです。この事実からも、今回のキャラクターデザインが原作空の軌跡を無視したもの、野崎あつこさん自身のものと証明しています。今回の企画が、空の軌跡をアニメ化したいのではなく、野崎あつこさんのキャラクターデザインを前面に出した作品のストーリーとして空の軌跡を採用したという受け取り方をしています。

 「おおきく振りかぶって」という作品があります。このアニメのキャラクターデザインを担当した人は原作者と意見を交わし合って「漫画の中のキャラクターがアニメの中で動く」ことを大切に思っているようでした。いかにして楽しんでもらえるものを作るか。これを考える際、まず原作が人気があるからこそアニメ化の話になります。その原作を知っている人たちがアニメを見るとき、原作のキャラクターがテレビ画面で動き回る姿が見たいだろうし、逆にアニメを見て原作に触れる場合もキャラクターデザインがアニメと原作で近いほうが感情移入しやすいと私は思います。

 具体的に「これはひどい」と思ったのは、冊子28ページのエステルからです。そのあと、このティータでは全然萌えられない、ヨシュアのかっこよさがどこに行ったのか、ジンは完全に手抜きなどなど、もう不満が次から次へと浮かんできます。

 再現できていないとはっきり思うのが、オリビエ。彼のようなキャラクターってもう誰でもそのまま設定を使っていいと思うくらい汎用なキャラクター像です。フルメタル・パニック!のクルツ・ウェーバー然り、鋼殻のレギオスのシャーニッド・エリプトン然り。ここにあげた二人はアニメ化されています。原作そのままにアニメに飛び出したキャラクターだと思います。そのくらい再現されています。そうであるがゆえに、オリビエも同様に原作そのままをアニメに再現できるはずです。たどっていって、空の軌跡のほかのキャラクターも原作を再現できるはずです。

 つまりは、再現できるのに、再現しないということをこのアニメ作品は表明しているのだと私は解釈しました。

 私はアニメのカットを見たときに、作品名がすぐには思い出せませんでしたがこの絵は見たことがあると思いました。見覚えがあるということは、キャラクターに特徴があるからこそです。ほかの絵描きにはない部分、独自性、オリジナリティが発現しているからなのです。

 野崎あつこさんが原作のイラストを担当しているならば、私はその作品を楽しみにすることでしょう。しかし、空の奇跡のアニメを楽しむという場合、原作の世界がそのまま動き回るさまを見たいのであり、野崎あつこさんというフィルターを通したものを見たいわけではないということです。ほかの人でも同様です。わざわざほかの人の絵に変える必要がありません。キャラクターに限らず、ストーリーでもですが、「自分の作品としたいなら他人の作品を使うのではなく真に自分のオリジナルの作品で自分の思いの丈をぶつければいい」と私は思います。

 冊子にはこれからアニメ化に向け本格始動と書かれています。それならば、今作るのを踏みとどまってもう一度アニメ化を再検討できないものでしょうか?とりあえず、原作ファンの期待には沿わない作品となりそうだと私は思うのですが、アニメ化を取り仕切る監督がどのように考えているのか知りたいものです。舵を切ったからにはもう進むしかないと考えているのか、いったん立ち止まって嵐を回避することを選択できるのか。原作を作った日本ファルコムは英雄伝説シリーズの人気がこのアニメ化を通じて「本当に」拡大できると考えているのか。私はできれば、できればアニメ化するにしても最初の最初からやり直してほしいと心の底から願っています。





蛇足

 FALCOM MAGAZINE 特別出張版で、面白いなと思ったのが、「英雄伝説 碧の軌跡」のメインキャラクタープロフィール。ほかのキャラクターは名前の下にCV(キャラクターボイス)として声優さんの名前が記載されているのですが、オリビエのところだけ、名前がオリヴァルト皇子、そしてCVのところが自分自身になっています。おいおい、どうやって自分を自分で声当てるのかと思ったらおかしくて笑ってしまいました。



追記

 これを書いた後で思ったのは、ドラゴンクエストシリーズもシナリオ・ゲームデザイン担当の堀井雄二さん、イラストレーション担当の鳥山明さん、音楽担当のすぎやまこういちさんというトライアングルが崩壊したとき、スクウェアエニックスはこのシリーズの存続をどうするのかということです。私にとっては、このチームの終了はドラクエシリーズの終了だと思っているし、できれば開発終了してほしいと思っています。たとえば、キャラクターデザインがあのスタジオジブリに変わったとしてもそれってドラクエ?と私は思ってしまいます。違うスタッフの下で新しいドラクエとなるよりは、違うスタッフがそろったのならばまったく新しい別のシリーズが生み出されてほしいです。今回のも英雄伝説の別のシリーズとしてまったくのオリジナルであったならよかったのにと思わずにはいられません。
2011.07.20 Wed l マンガ l top ▲
 月刊少年ガンガン8月号、バックナンバーの在庫の有無と各漫画の前回のあらすじのみ確認しました。結局、バックナンバーは在庫なし、あらすじに関しても前回7月号のことを別段詳しく書いてあるわけでもなく、毎回ある「前回までのあらすじ」があるのみ。「鋼の錬金術師」だけ再録決定で、ほかの漫画についての救済措置に関して私がめくったページには何ら記載されていませんでした。しかも、なぜか1200ページ超えてるし。次回9月号は1300ページ越えでも狙っているのでしょうか?私にとっては読み切りや先月号で掲載されていない作品を除いた1000ページほどは内容が1話分飛んでいる状態。げんなりしてしまっています。

 7月号が原因で本屋に足を運ぶのも億劫になっています。数年分は本屋に行かなくてもいいだろうと思えるくらい7月号を探すために本屋に行ったからです。そろそろ買いに行かないとその次の号の発売になってしまう雑誌が多々あるのですが・・・。

 驚いたのが、8月号の積まれ方。先月の倍ぐらい仕入れたところもあるようで。先月号は「ハガレン特需」で、それが今回も続くのかどうかまでは考慮していないのではないかと思ってしまいました。それにそんなにも部数を刷るのであれば7月号を増刷してほしいものです。

 月刊少年ガンガン7月号は私にとって漫画雑誌購入が本当に必要なものかという疑問を投げかけてくれました。1秒でも早く何としてでも続きが読みたい作品が果たしてどのくらいあるのか、惰性で読んでいるだけの作品をこれからも読み続けるのかなど大いに考えさせられた1ヶ月間でした。
2010.07.13 Tue l マンガ l top ▲
 今回、月刊少年ガンガン7月号が買えそうも無いことがわかり、愕然としています。買い始めてから長い間欠かさず読んでいる雑誌のひとつで、どこかで買えないものかと必死で探しては見たものの店頭に全く見当たりません。探した後数日間、ショックで呆然としてしまいました。

 鋼の錬金術師の最終話を9月号に載せるということですが、読みたいのはほかにも数多くあるわけで、それらを読めない私はどうすればいいのでしょう。勤しめ!仁岡先生、清村くんと杉小路くんろ、紅心王子、屍姫、閉ざされたネルガル、ながされて藍蘭島、BAMBOO BLADE B、マンガ家さんとアシスタントさんと、を読めないのはあまりにつらい。

 毎月購入している人の中で購入できなかった人がどのくらいいるのか知りたいものです。7月号だけ突発的に購入して今後購入しない人がもし多くて、毎月楽しみにしていた、永く愛顧してきた人の中で買えなかった人が続出しているのであれば、ぜひ増刷、重版してほしいです。雑誌の増刷、重版は不可能ではありません。過去にコミックREX(付録あり)やジャンプSQ(スクエア)が増刷、重版したことがあります。

 「鋼の錬金術師の最終話の再録」に私は反対です。それによって毎月楽しみにしている人が満足するのか疑問です。別にハガレンのためだけならコミックスが近々出るでしょうからそれまで待てばいいはず。単に、7月号増刷、重版の声をシャットアウトするための隠れ蓑(みの)のように思えてなりません。

 今私が購入しているマンガ雑誌の中で一番長い間購入し続けている雑誌が月刊少年ガンガンです。読んでいるマンガが多いから購入しているというのもありますが、「購入し続けている」から購入しているというのも理由のひとつです。それがなくなるということは今後購入し続ける理由のひとつがなくなるわけで来月から再び買っていくかどうかわからなくなります。話が一回分抜けてしまうので、興味がフェードアウトしそうです。

 月刊少年ガンガン7月号の増刷、もしくは再発売がなされることを私は切に望みます。
2010.06.21 Mon l マンガ l top ▲
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